アルミサッシにできた白いぶつぶつがありますが、そもそもアルミサッシのメンテナンスは掃除以外にあるのでしょうか?

 

塗装されているという状況を見ることもありませんし、また塗装をするという補修方法をしている人はあまりいません。

 

みんなどうやってアルミサッシを補修しているのでしょうかね。

 

今回はアルミサッシに白いぶつぶつができた場合に、これをどうやって補修するのか、または塗装するのかを見ていきますが、まずは費用からみていきましょう。

アルミサッシ塗装補修の費用

アルミサッシの塗装補修の費用は平米あたり1000円前後で行われます。

 

もちろんDIYですることもできますが、実際にアルミサッシぐらいの面積ならば自分でも塗れると考えて、失敗する人は少なくありません。

 

というのもアルミニウムの塗装というのは、多くの方が考えているほど簡単ではないからで、むしろ難しい部類に入ります。

アルミサッシに塗装は難しい理由

劣化したアルミのドアノブ

アルミ製品の塗装といえば、飲み物のアルミ缶が思いつきますが、身近にありすぎて感じられませんがあれは珍しい例と考えるべきです。

 

というのも多くのアルミ製品は塗装されていないことを考えればわかると思います。

 

サッシもそうですし窓の柵もそうです。

 

他にもアルミ材質で塗装されていないものは文房具やドアノブもアルミで出来ているものが多いですね。

 

その理由は塗装には下地処理をしっかりして材質と塗料がしっかり密着するようにしますが、アルミの場合にはこれがとても難しいことが理由です。

 

鉄製品を例に出すと、さびの上から塗装しても意味がないことはあなたも知っている通りですが、アルミニウムはほとんどの割合で表面がすぐさびてしまいます。

 

そう、普段あなたが良く見ているアルミニウムは表面が錆びているのです。

 

アルミニウムがさびないように見えるのは、鉄のように赤さびが発生するわけでないこと、また表面が錆びていることで内部までさびが進行しないような構造であるため、機能自体に欠陥が及ばないことが挙げられます。

なぜ塗装が難しいのか?

アルミで出来た1円硬貨
くすんだ表面の1円硬貨はさびている

話を塗装に戻せば、さびの上から塗装をしても意味はないことは話しましたが、アルミの場合には常に表面が錆びてしまっているわけで、塗装をするのに適さない材質であることが分かります。

 

さらにアルミは「アルマイト処理」といって、意図的にさびを作って表面をなめらかにしているため、さらに塗装が難しくなっています。

 

ならばアルマイト処理をされている部分に対して、やすりなどで削ることで塗装を乗りやすくしても、すぐに表面が錆びてしまうことで塗装を難しくしているという構造なのです。

 

このような理由から一般にアルミサッシの塗装はあまり積極的に行われず、塗装業者に依頼してもこのような理由を説明されて拒否される可能性は現在でも十分にあります。

白いぶつぶつの正体

アルミの白いぶつぶつ

アルミの劣化といえば白いぶつぶつですが、これは分かりやすく言うために本当のところでは違うのですが、さびている状態がバランス悪く起こってしまった状況にあります。

 

先ほどアルミニウムの表面は常にさびているということを言いましたが、塩害などの外部環境によってはアルマイト処理をしていても、特定部分だけさびを大きくしてしまって、その大きくなった部分が白いぶつぶつというわけです。

 

つまり、白いぶつぶつは鉄さびでいうところの大きなさびであり、アルミニウムの劣化であると考えてよいでしょう。

 

ただし、アルミニウムはさびが内部まで浸透しにくいわけですから、劣化といっても美観上の問題だけであり、それさえ気にしなければ大きな問題は起こりません。

サッシから雨漏りした場合は補修が必要

アルミニウムは腐食に強い物質で、強度もそれなりに高い素材ですが、地震などでサッシ部分が歪んでしまったりというケースでは雨漏りが起こる場合があります。

 

こういったときにはアルミサッシは補修で何とかなればよいのですが、最悪交換が必要になります。

 

アルミサッシの交換費用は15万円から20万円とそれほど安くありませんが、これはとても珍しいケースです。

 

アルミサッシは他の物質で出来た家の部分とは異なり、経年劣化による交換は基本的に必要ありませんから、どちらかというとその周りのコーキング部分であったり、窓ガラスを止めるゴム部分だったりの補修がほとんどです。

 

この場合には数万円程度の支出で済む場合がほとんどで、アルミサッシ周りの補修についてはそれほど高いお金が必要になることはありません。

アルミサッシ塗装補修はできる!

アルミサッシ1

最後にアルミサッシの塗装補修ですが機能的な面でいえば特に必要ありません。

 

普段から軽くふくぐらいで劣化によって白いぶつぶつができたとしても、機能上の問題は発生しませんから、気になるならばそれを磨くぐらいのことしかやることはないのです。

 

しかしながら、現在は技術進歩によりアルミニウムにも塗装をすることが可能になりました。

 

下地処理の時に非鉄バインダーというプライマーという、塗装が乗りにくいアルミにも塗装しやすくするための塗料を塗ることで、アルミニウムにも塗装ができるようになっています。

 

そのこともあって、外壁塗装や屋根塗装の時に、アルミサッシにどうしても塗装してほしい場合には、業者が断る可能性はありますが5万円前後の費用で可能になります。

 

もちろん自分で塗装してもよいですが、下地処理が少し難しいので何とかできたとしても、すぐに塗装がはがれるなど長くはもたないでしょう。(業者に頼んだ場合も他の素材と比べて長く持ちづらい)

 

どちらかというとアルミの白いぶつぶつが気になる方のほうが多く、塗装よりも補修のほうが気になっているケースが多いと思いますが、アルミサッシの塗装は現在可能ということで話を終えたいと思います。

 

以上、「アルミサッシは塗装・補修できる?白いぶつぶつの正体とは」でした。

 

お役立ていただければ幸いです。