外壁塗装の期間にできないことといえば次の3つです。

 

  • 洗濯物を干すことができない
  • 窓を自由に開けることができない
  • 家の外を自由に出歩くことができない

 

外壁塗装を依頼したのはあなたであっても、早く終わることに越したことはありません。

 

こちらでは、外壁塗装の期間を見ることと、その他工事中にあなたが対応しなければいけない点も確認していきましょう!

外壁塗装の期間は10日から14日が一般的

外壁塗装は屋根塗装をするかどうかによって長さは変わってきますが、一般に1週間から2週間で収まることが多いです。

 

多いというのは、野外で行う塗装である以上はどうしても天候に左右されることがあるからです。

 

そのため、多少工期の延長が考えられるわけですが、一番早く進めば1週間ほどで終わることもあります。

アパートの場合

アパートの場合には当然一戸建ての家よりも多くの工期が必要であり、1か月前後を見ておくとよいでしょう。

 

またアパートといっても規模の違いが工期に与える影響が大きいです。

 

2階建ての小さなアパートであれば1か月で終わりますが、3階建て、また面積が広いアパートでは2か月以上ということもあります。

マンションの場合

アパート同様にマンションについても大きさによって外壁塗装の期間は変わってくるのですが、小さなマンションであれば2か月以上から1年の間で、大規模なタワーマンションの場合には年単位の期間が必要になります。

 

ただし小さなマンションでは足場を組んで外壁塗装を行うということになりますが、タワーマンションなどの場合には確かに工事は行っているのですが、住人としては実際に工事区画にならないと実感がわかないこともあります。

 

大きさや外壁塗装の施工する箇所が多くなればなるほど時間が必要になるわけですが、こちらでは基本的に一戸建ての外壁塗装の期間についてみていきます。

外壁塗装工程表の見方

工事工程表
この工事工程表はかなり省略されている

外壁塗装の工程表については、どの作業がどのぐらいの期間を要するのかを見ると分かります。

 

表記の省略をすることもありますが、多くのケースでは必要最小限度のまとまりとして書かれることが多く、その点を続きで説明していきますね。

 

その前にあなたがしなければいけないこと2つを見ていきましょう。

近隣住民へのあいさつ

近隣住民へのあいさつの関係がありますので、外壁塗装の期間については知っておく必要がありますが、実際には工期の延長などが普通に起こりますので、2週間程度前後と少し幅を持たせて言っておくほうが良いでしょう。

 

また、この近隣住民へのあいさつは業者が行うことも多いわけですが、あなたとしても近隣住民にあいさつをしておくと、後々のトラブルにならずに済みます。

 

ちょっと笑える話ですが騒音など実害がなくてもあいさつがないだけで怒るという人もいますので、そういったリスクを事前に除去しておく必要があります。

 

安全をとって業者が行うから良いとせずに、あなたからも近隣住民へあいさつするべきです。

 

なお、アパートぐらいならばまだしも、マンションぐらいの規模になるとオーナーが個別にあいさつに行く必要はない場合が多いです。

 

こういった場合は業者に任せてしまいましょう。

業者への対応

職人へのお茶出しなど業者への対応はどのようにすればよいのかわからないという方も少なくありません。

 

現代では特に業者へのお茶出しも不要ですし、場合によってはトイレの貸し出しも必要ないケースがあります。

 

ただし、相手も人間ですから良くしてもらった人に何かの形で返そうと考えるものです。

 

日頃のお茶出しは手間であっても、最初にはあいさつとしてお茶出しをしてもよいのではないかと思います。

外壁塗装の施工手順

次に外壁塗装の施工手順を見ていきます。

 

外壁塗装工事だけすれば1週間から10日の間、屋根塗装も同時に行うと2週間ほどというのが一般的な外壁塗装施工期間になります。

 

先ほど話した外壁塗装の工程表を見ながら、どの工程がどのぐらい時間がかかるのか、また作業内容についても簡単にみてもらえたらと思います。

足場設置・組み立て

外壁塗装足場2

外壁塗装工事には適切な足場が必要であり、これがなければよい工事ができません。

 

最近では無足場工法というものもあり、タワーマンションなど大きな建造物で良く見られる方法をとることもありますが、基本的に一戸建ての家ならば足場を組むのがほとんどです。

 

これには1日かかりますので、最初の1日は足場を組むということを考えておきましょう。

 

なお、足場を組むときの注意点としては、足場は当然家の周りに配置するものですから、家の周りにある邪魔なものはどかしておくようにしましょう。

洗浄作業

屋根を高圧洗浄

塗装で大切な作業は下地作りであり、そこから重ねて塗装していく流れになります。

 

この下地作りの前に行うのが洗浄作業であり、高圧洗浄機で残っている塗膜や汚れ、カビなどを除去していきます。

 

この説明を見てもわかるように、カビなどの上に塗装をしても結局浮いてしまうために、この作業がある意味で一番重要になります。

 

こちらも早くて半日、普通は1日がかりで行われる作業で、中途半端にすることは特に許されない工程なので、しっかりと行われることが重要になります。

下地処理作業

屋根の下地処理

洗浄作業と同様に大切なのは下地処理作業です。

 

例えば鉄部の塗装において、さびなどをとっておかなければ、こちらも塗装が浮いてしまう原因になります。

 

せっかく良い塗装や作業をしても、元がダメならばすべて台無しになってしまうということです。

 

下地処理作業も1日から2日かけて行われます。

 

洗浄作業に加えて下地処理作業が適切に行われるかが、外壁塗装の質を8割決めるといっても過言ではないですから、こちらも適切に処理されているか工程表のみならず、実際に作業をみるのもよいと思います。

外壁の下塗り

下塗り剤(シーラー)

下地処理などが完了した場合には実際に塗りの作業に入ります。

 

家の塗装については3度塗りが基本であり、最初に下塗りというものを行います。

 

ここまで説明してきてわかるように下地ほど重要なものはありませんから、こちらも抜け漏れが無いようにしっかりと行われる必要があります。

 

ただし、仕上げ塗りを1回分省略する業者がいても、下塗りを省略する業者は基本的にいませんから、大きな心配はないと考えてよいでしょう。

 

外壁の下塗りは1日で行われますが、天候次第では延長することも多いです。

外壁の中塗り・上塗り

外壁塗装中1

外壁塗装は3度塗りが基本ですが、この仕上げ段階は2回塗って、下塗りと合わせて3度塗りというわけです。

 

表現が仕上げ塗り2回とする場合もありますし、中塗り・上塗りとする場合がありますが、実際には下塗りの後の工程を2回繰り返せば問題ありません。

 

こちらで塗られる塗料は同じものを2回塗ることになりますからね。

 

なお、光触媒塗料の場合にはこの後にもう一度塗り作業が必要であり、石吹付のセラミック塗料も同様に工程の増し分が必要になります。

 

特に安い費用で請け負ったときには、この仕上げ工程を省略されないのかを見ておく必要があります。

 

もちろん、安いからこそ省略したといわれて、あなたの目的が費用を安くすることであれば、手抜き工事とは言えないので注意が必要です。

 

外壁塗装の中塗り・上塗りはそれぞれ1日以上必要なので2日以上かかりますが、塗料が乾きにくい天候や塗装できない雨天では工期の延長があります。

屋根の下塗り

屋根塗装1

外壁塗装にあわせて屋根の塗装をする場合には、足場代と人件費が節約できるので、一緒に行う方が多いので合わせて説明します。

 

屋根についても外壁と同様であり、塗装の重ね塗りを基本とします。

 

下塗りについては1日の工期を必要としますが、塗装である以上は天候によって作業の可否が影響を受けて、工期の延長もあります。

屋根の中塗り・上塗り

屋根中塗り・上塗り中

屋根も3度塗りを基本としていますので、中塗りと上塗りをそれぞれ行っていきます。

 

また屋根については材質によって変わってきますが、縁切りという屋根材の間をあける作業が必要になります。

 

この「縁切り」というのはとても重要な作業であり、これをしないことによって屋根内部に雨水がたまり雨漏りの原因になります。

 

そのため、縁切りという言葉が工程表にあれば、しっかりと雨漏り対策もしていると判断してください。

 

屋根の中塗りと上塗りはそれぞれ1日かけて行われますが、塗料の乾燥や天候によっては工期の延長もあります。

付帯部などの塗装

屋根付帯部の塗装

付帯部というのは軒天や雨どいなど、家の外壁や屋根以外の部分と考えてください。

 

木でできている部分や鉄でできている部分など、それぞれに必要な塗装をしていきます。

 

また雨どいなどは破損なども見受けられる場合に交換をしなければいけません。

 

その場合にはこのタイミングで行うか、工事前半で行うかは業者によって違いますが、付帯部の塗装は最後に行われることが多いです。

 

付帯部の塗装は半日から1日で終わりますが、当然ながら天候の影響を受けますので、工期の延長が必要な場合があります。

足場取り外し

足場1

最後に足場を取り外して外壁塗装が終了します。

 

昔と異なり現在はごみなどもしっかりと持ち帰る業者がほとんどです。

 

また、家の周囲について何か異常がないかを確認したのちに、異常があれば業者に質問するようにしてください。

 

時間が経てば経つほど責任があいまいになりますので、塗装までは見れないとしても家の状態は確認するようにしましょう。

工期が伸びる場合

ヤフー天気:湿度予報

ここまで見てきた分かったのは工期の延長は健全な理由であるということです。

 

外壁塗装については風が強い日に行えばゴミを巻き込みますし、湿度が高い(85%以上)、温度(5度以下)が低い場合は塗料が乾燥しません。

 

また雨が降っている状態では塗装作業ができませんので、梅雨などの時期においては当然外壁塗装の工期延長も多くなるでしょう。

 

つまり外壁塗装工事の質を保つために適切な工期の延長というわけで、逆にこれらの時に作業をするようが業者では、工事の質は下がってしまうと言えます。

 

業者としても、早く終わらせて次の現場に行きたいところですが、しっかりと延長して工事の質を保っているわけです。

 

出来れば早く終わって欲しい外壁塗装工事ですが、工期が伸びるのはあなたのためでもありますので、適切に工事をしてくれていると考えてください。

外壁塗装の期間は適切な理由で伸びることもある

ここまで見てきたように外壁塗装の期間は、1週間から2週間ですが適切な理由で伸びることがあります。

 

こういったことで外壁塗装工事中は、生活に多少窮屈な思いをすることもありますが、伸びる分は工事の質を保つために行われるものですから、しっかりと作業をしてくれていると考えて多少の我慢は必要です。

 

近隣住民への対応についても期間に幅を持たせてあいさつを行うことは大切ですね。

 

以上、「外壁塗装の期間:工程表から適切な工事か確認!」でした。

 

お役立ていただければ幸いです。